部屋の扉を開けた瞬間、そこにあるだけで空間全体の空気が引き締まるような圧倒的な存在感。イームズ夫妻の傑作として知られるエグゼクティブチェア(タイムライフチェア)のリプロダクトモデルは、単なる休息のための道具ではなく、持ち主の感性を刺激し、クリエイションの純度を高めるための「確固たる拠点」として機能します。 無骨で硬質なアルミダイキャストのフレームと、豊満で艶やかなクッション部分が織りなす建築的なシルエットは、ミッドセンチュリー期のヴィンテージ家具や、無垢材の重厚なワークデスクが並ぶこだわりの部屋においても力負けすることなく、空間の重心をピタリと定めてくれます。
この椅子の真価は、深く腰を掛け、自らの仕事や創作に没頭する時間にこそ発揮されます。たとえば、アトリエのデスクに何種類もの分厚いヴィンテージファブリックや緻密な図面を広げ、新たなプロジェクトの構想を黙々と練り上げる午後。
あるいは、大型モニターと向き合い、自らシャッターを切った写真の微細な色温度やシャドウの階調をストイックに追い求める、深く静かな夜。厚みのある複数のクッションが身体の荷重を均等に分散し、長時間にわたる作業時の前傾姿勢や、ふっと息を吐き出して背中を預ける後傾姿勢のどちらにもしなやかに追従します。
高い緊張感を保ちながらも肉体的なストレスを徹底的に排除することで、思考はどこまでも深く、クリアに研ぎ澄まされていくはずです。 歴史的な名作が持つ美しいプロポーションや構造美を忠実にトレースしながらも、リプロダクト製品ならではの「実用品として気兼ねなく使い倒せる」というメリットは、現代のハードなライフスタイルにおいて非常に大きな意味を持ちます。
美術館に飾るような鑑賞用のアートピースとして腫れ物のように扱うのではなく、日々のハードワークに生じる細かな擦れ跡すらも、自身のキャリアの歴史として堂々と刻み込んでいく。そんなタフでリアルな付き合い方ができる最高峰のワークチェアを、あなたの美意識を体現する新たな相棒として迎え入れてみませんか。
"チャールズ&レイ・イームズ”
1940年代から70年代にかけて目覚ましい活躍を見せ、ミッドセンチュリー・モダンデザインの確固たる礎を築き上げたアメリカの伝説的な夫婦デザイナーです。
「最大の価値を、最小のコストで、最大多数の人々へ」という実直な理念のもと、成型合板やFRP(ガラス繊維強化プラスチック)、アルミニウムといった当時の革新的な新素材を家具製造へ積極的に取り入れ、世界の工業デザインの歴史を大きく塗り替えました。 彼らが1960年にニューヨークのタイム社(Time-Life Building)の超高層ビルのために設計したこのエグゼクティブチェアは、エグゼクティブクラスにふさわしい優雅な美しさと、長時間の執務における極限の快適性を完璧なバランスで両立させた、イームズ哲学の集大成とも言える傑作として現在も世界中で語り継がれています。
D e t a i l
[ size ] W : 630 / D : 500 / H : 900 / SH:420~490 (mm/約)
[ material ] 合皮
[ color ] 黒
[ condition ] 使用感は見受けられますが美品であると言えます
[ 配送方法 ] アート家財おまかせ便Dランク、もしくは自社配送Cランクでの配送を予定しております。
[ 店舗で受け取る ] 烏山店店頭でお受け取りいただけます。送料は無料となります。