光をただ透過するのではなく、光そのものを美しく彫刻する。 ルネ・ラリックの美学を受け継ぐフランスのクリスタルガラスメゾンから、1950年代に生み出された「LALIQUE ROSINE VASE(ロジン ベース)」
強い日差しの下でも真価を発揮するこのヴィンテージピースは、艶消し(サティナージュ)加工されたフロストガラスと、透明なクリスタルの鮮やかなコントラストによって構成されています。表面には飛翔する小鳥たちの姿が深く立体的に施されており、静止した無機物の中に、今にも羽ばたきそうな躍動感と生命の息吹を閉じ込めています。
自然光が最も美しく入る窓際のシェルフを整え、集めてきたミッドセンチュリーのアートピースやオブジェを並べ直す、緻密で静かなディスプレイ作業。その中心にこの花瓶を据えると、周囲の空間が一気に引き締まり、ドラマチックな影を落とします。
あえて花を活けずとも、ガラスの厚みが生み出す深い陰影とふくよかな鳥のシルエットそのものが、完成された一つの芸術作品として空間の美観を底上げしてくれます。
ふと立ち止まり、ひんやりとしたクリスタルの表面を指先でなぞる瞬間。精緻なレリーフの凹凸から伝わる半世紀以上前の職人の手仕事は、現代の慌ただしいサイクルから意識を切り離し、静寂という贅沢をもたらしてくれます。光の角度や置く場所によって刻々と表情を変える歴史的な名品を、ご自身の美意識を映し出す特別なオブジェとしてお迎えください。
"LALIQUE"
ルネ・ラリックによって創設された、フランスを代表するクリスタルガラスメゾンです。アール・ヌーヴォー期の宝飾デザイナーとして頂点を極めた後、ガラス工芸へと転身し、アール・デコ期において数々の歴史的名作を生み出しました。最大の特徴は、透明なガラスと艶消しのフロストガラス(サティナージュ)を巧みに組み合わせ、光と影のコントラストによって動植物や女性像などのモチーフを立体的に浮かび上がらせる独自の手法にあります。単なる装飾品の枠を超え、日常の中で光を美しく取り込む「光の彫刻」として、現在も世界中のコレクターや芸術愛好家を魅了し続けています。
D e t a i l
[ size ] W : 100 / D : 70 / H : 125 (mm/約)
[ material ] ガラス
[ color ] 透明
[ condition ] 使用に伴う古キズ等は見受けられます。 鳥の部分に赤い点の汚れがございます。
[ 配送方法 ] ゆうパック60サイズでの配送を予定しております。
[ 店舗で受け取る ] 烏山店店頭でお受け取りいただけます。送料は無料となります。