ぽってりとした透明なガラスの縁に、均等に並べられた無数の丸いドロップ。1950年代のアメリカで製造されたインペリアル社の「キャンドルウィック 3ピースセット」は、その愛らしいディテールでテーブルの上にささやかな光の輪郭を描き出します。透明度の高い厚手のガラスは手に取ると心地よい重量感があり、古き良き時代の豊かな生活様式を今に伝える、非常にロマンティックなヴィンテージピースです。
この繊細なガラスウェアの魅力が最も際立つのは、重厚な家具とのコントラストが交わる瞬間です。経年変化によって飴色の艶を帯びた木肌の上に、キャンドルウィックの無色透明なガラスが乗ることで、互いの素材感が鮮やかに引き立ちます。窓から差し込む陽光や夜のランプの光がガラスの粒を透過し、深い色合いの上に複雑で美しい影の文様を落とす様は、それだけで一枚の絵画のような完成度を誇ります。
日々のルーティンから少しだけ離れた、静かで個人的な時間へこのセットを取り入れてみてください。たとえば、古い建築様式をまとめた分厚い洋書をめくりながら、美しい構造美のルーツを自分なりに紐解いていく知的な午後。カップとソーサー、そしてプレートの3ピースが揃うことで、ただの軽食が洗練されたティータイムへと見事に昇華されます。
規則正しく並ぶビーズのような装飾は、手仕事の温もりと工業製品の精緻さが同居する独自の造形美を持っており、モノの背景にある歴史やディテールを深く探求したいという知的好奇心を静かに満たしてくれるはずです。 半世紀以上の時を経て受け継がれてきた50年代のアイテムは、3ピースが揃った状態で手に入れることが年々難しくなっている希少なセットでもあります。ただ飾って眺める美術品としてではなく、生活の様々なシーンで実際に使い込むことで、日々の何気ない休息の時間を一段と特別で美しいものへと変えてくれるはずです。
"キャンドルウィック(Candlewick)"
1936年から約50年間にわたり、アメリカのインペリアル・グラス・カンパニー(Imperial Glass Company)によって製造されていたアイコニックなガラスウェアシリーズです。 その愛らしい名称は、当時流行していた糸の束を丸く結び目にして布を縁取る、フランス発祥の刺繍技法「キャンドルウィック」に由来しています。最大の特徴である、器の縁やハンドルなどに丸いガラスの粒を等間隔であしらったデザインは、どのような食卓にも馴染む普遍的な美しさを持ち合わせています。製造終了から長い年月が経過した現在でも、そのノスタルジックな造形と日常使いに適したタフさから、世界中のヴィンテージファンに愛され続けている名作です。
D e t a i l
[ size ]
クリーマー W : 110 / D : 75 / H : 85
シュガーポット W : 120/ D : 80/ H : 80
プレート W : 185/ D : 90/ H : 20 (mm/約)
[ material ] ガラス
[ color ] 無色透明
[ condition ] 使用にともなう小傷が見受けられます 水垢等も見受けられます
[ 配送方法 ] ゆうパック80サイズでの配送を予定しております。
[ 店舗で受け取る ] 烏山店店頭でお受け取りいただけます。送料は無料となります。